ハンフリー・ボガート黄金を観て
ハンフリー・ボガート黄金を見た
ハンフリー・ボガート大好きで三つ数えろ、カサブランカ、サブリナ、などなど見た
サブリナではもちろんオードリー・ヘップバーン
と見てくるとそれぞれ女優に惹かれて観ている
ボガートもローレン・バコールが彼と結婚した事を彼女の自叙伝で知り興味持った
サブリナではオードリー・ヘップバーン大好きでこの映画ではボガートの魅力には気づけなかった
ウィリアム・ホールデンの方が素敵に思えた
私が歳をとってこの映画でのボガートの渋い良さに気付いた
しかし、カサブランカでは違う
ここではボガートの格好良さは半端ではない
何度観ても格好良すぎ!
もちろんイングリッド・バーグマンの美しさは言うまでもない
そこでこの黄金
汚れ役、それはこの時代、職もなく食うや食わずで正真正銘汚れ役
しかし映画後半、まさかこんな性格悪い役とは知らなかった
大金を目の前にすると人間が豹変すると言う典型を演じるボガート
よくこんな役でも引き受けたもんだ
でも、最後のラスト、生き残る二人の男が苦労して手にした黄金が砂の嵐で吹き飛んでしまった事が分かるが、それを笑って笑って笑う
このラストで救われた
私も笑えた
良かった!
ボガートがあんな役、欲に狂わされ惨めな最後だったから余計に救われたかも知れない