映画 慕情を観た
原題は
Love is a many-sprendored thing
今回、何十年振りに観て、この原題に納得した
従姉妹がこの慕情が大好きだった
私より16歳年上でこの慕情の音楽を聴いてはウットリしていた
単純なラブストーリーと言えばそうなんだけど、時代背景は今観たらとても良く理解できて面白かった
ウィリアムホールデン演じる特派員記者は朝鮮戦争で亡くなった。
1945年戦争がせっかく終わったのに朝鮮戦争が1950年に勃発し、その犠牲になった。
またジェニファージョーンズ演じる主人公も戦争の後始末に翻弄されて香港に残れるか、中国本土に帰るか等問題抱えてるし。
いつの世も時代は変われど私達は世の中の流れと無縁で生きていけないものなんだ。
そういう中でもまさに原題が意味する様に、また映画の中で主人公たちが何気に話題にしていたけど愛が有れば生きて行ける。理想的だけどどんなに過酷な環境でもそう思えるか?だよネ。
年齢重ねるとこの映画も人生訓、教訓、説教調で観てしまう事は反省。