自叙伝、私一人 ローレンバコール

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これは、わたしが30年ほど前に買った本。

初めてニューヨークに行った時に、

ある書店でちょうど売り出し中の本だった。

ご覧のように紙が、ギザギザでしょ?

その当時も何故キレイにしないのか不思議だったけど、

今はこれが実にいい雰囲気。


ところで英語で買ったはいいが、なかなか読まなかった、

読めなかったと言う方が正しいか~~


しか~し、ついに読み終えた

(と言っても、もう何年も前だが…

ついでに日本語でも読んだ、

当たり前だが、もっとよく分かる、

私の英語力ではかなり頼りないので。)

ローレンバコールと言っても知る人は少ないかも、

だけど、”ボギー、俺も男だ”というより

カサブランカ”のハンフリーボカードの奥さん、と言えば

結構分かる人いるか?

ハンフリーボガードと一緒に出た映画が

めちゃくちゃかっこよかったなぁ~、

小さいときから憧れの女優さん。

中学生ぐらいのときに観た記憶がある。

多分タイトルは、キーラーゴか、脱出かどっちかで

白いシャツを着て、ハスキーボイスで素敵だった。

本の中で、そのときのエピソードなどいっぱい書いてあって面白かった。

何よりも、女優デビューまでの道のり、そしていよいよハンフリーボガートと出会って結婚するまでがクライマックス、ボガードが前妻と離婚するまでの経緯が複雑、バコールは映画デビューしてまもなくもっといろいろな映画に出演したかもしれないのに結婚、若干20ちょっとの年で。年齢差もかなりあったのに。というのもバコールは両親が離婚して、父親と小さくして離れたので頼れるボギーはさぞや頼もしく映ったことだろうと私でも思ったもんね。

今は80代も半ばかな。

この本の中でも書かれているが、とても多難な人生。ボガードとの結婚生活、幸せな日々も長く続かない、彼が癌にかかり、…そして死別。その後フランクシナトラとも出会って、恋をして…。ブロードウェイミュージカルにも出て,トニー賞もらったり…、年齢かさねて更に人間味を増していくバコールの生き方。

これを買った当時は私も若かったので、よくは分からないこともあったが、今だと人生いろいろあって、当然と共感する部分も、いっぱいあるよね。

書き出したら終わらない、興味のある方は読んでみてね。