あんずガリガリ

2月4日、あんずが怪我。

いつも通り4時頃に会社から戻るはずが、少し遅くなって5時過ぎ。

あんず~と言って部屋に入ると泣いてる。それも尋常じゃない。
ソファとチェストの狭い隙間に入って出られず泣いてる。
慌てて引き出すも泣き止まない。どこか骨でも折れたかと心配で仕方ない。
どうしたものか分からない。土曜日だったが、いつもの病院に電話する。
しかし留守電になってる。救急病院を探しても神戸では出てこない。
近くのどの病院に電話しても留守電。当たり前か。

諦めずにネット検索したら個人の携帯電話番号発見。
直ぐに電話入れると出てくれた。垂水の病院だった。

ところが、自分は8時に用事があるので、と救急病院の電話番号を告げられた。
そこだと24時間やってるとの事。
時計を見ると7時を回ってる。救急病院に電話したが出ない。

そこで、また垂水の病院に電話すると、
これ個人の携帯電話だから病院に電話するように言われ、
ネットを見ると、確かに病院の電話番号。
即電話すると同じ人が出た。
今から行きたいのでお願いします、と言うと8時までに入ってくれないと困りますよ、と言われた。

時計を見ると30分近い。
ここは新神戸から出発だ。果たして垂水まで間に合うのか?
ましてや知らない場所、少しでも迷えば一巻の終わり。

慌てて車に乗り込む。

この間ずっとあんずは泣き続けて、
まるで赤ちゃんの泣き声のよう。

初めて聞く泣き声で気が動転してたが、
あんず~
大丈夫だよ~、
もう少しだよ~、
もうちょっとだよ、
抱っこしながら言い続けた。
それでも痛そうに泣くばかり。

住所は電話番号で検索、高速を走る。
到着時間は48分と出た。
迷わなければ大丈夫だ。

と、走り続けたら到着時間7時47分と近づいてる。
よかった!
迷わないようにと願って走ると
病院に到着。

病院に入ったのは多分50分になっていなかったと思う。
充分見てもらえるとひと安心。
あんずだけだし直ぐに見てくれるかと思いきや、
A4の紙を渡された。
問診票?
そんなのイイから診察室に先に入れていただきたかった。

仕方ないので問診票に記入して出す。
待つ時間の長い事、
あんずは泣き止まない。

やっと入れてくれたら、
骨は折れてなさそう、
ヒビは入ってるかもしれないが、
という事で
鎮痛剤と消炎剤の2本の注射。
30分ぐらいしたら効いてくると言う。
足が痛いのか背骨なのか分からないと言う。

診察室を出てお薬を待つ。
まだ泣いてる。

やっとお薬と診察券をもらう。
診察券を見るとパウチかけてしっかりした診察券。
急患で入って、この病院は遠いのにまた来るときあると思ってるのかしら?

出来れば2度とお世話になりたくないものです。