Door to Door, ビルポーターの鞄という映画

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土曜日、何気なく観た映画が、

タイトルのそれ。


スカパーでやっていた。

観る気がなかった、なのに最後までみさせる映画だった。


脳性麻痺で半身不自由でありながら、

平凡なセールスマンとして生きたある男の物語、

このあらすじだけで、もうみる気失くすところだ。

これ本当の話を元にした映画らしい、

だから、当然、一生懸命やって成功する物語だろうと思ってしまう。

だけどただの感動ものと違う、お涙頂戴ではなく、

真摯に仕事をすることをたんたんと描いていた。



舞台は1955年、アメリカ、

毎日、毎日断られても、断られてもドアをたたき続ける日々、

この仕事の初日、もちろん売れることなく、

母親の作ったサンドイッチをベンチに腰掛けて食べようとすると、

そのサンドイッチには母親が

忍耐、根気と書いてあって勇気づけられる。

これが実にさり気なく、感動を誘う。

これで一気に見る気にさせる作り方の見事さ。

母一人、息子一人。

仕事が終わって母と息子がその日は初めて売上げたので、

二人で外食、

そこで母親が言う。

あなたの父親もシカゴで優秀なセールスマンだったのよ、

と、父親の形見の懐中時計をあげる。

ここからぐいぐい引っ張っていく、

一度も飽きることない。


あと省略、スミマセン。


見終わって、人間っていいなぁと思うよ、つくづく!きっと!

安易に終わってしまって申し訳ありませんが…

これは本になってました、上の写真がそうです、

ホント、知りませんでしたが、久しぶりにいい映画にめぐり合えた、と言う感じ♪